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蒜山下見 岡さん
●生産品種 ミルキープリンセス
岡さんが作っているのは新しい品種の「ミルキープリンセス」です。粘りが強くモチモチとした食感が持ち味で、炊き立てがおいしいのはもちろんですが冷めてもあまり硬くならないので、おにぎりやお弁当にも最高のお米です。またご飯になった時の「ツヤ」の良さもこのお米の特徴。プリンセス(お姫様)の名前にふさわしいきれいで真っ白いピカピカのごはんに変身します。
「稲作は苗作りが一番難しくて、また一番大切」と話す岡さん。自らの手でモミから育てる苗作りは、水やりや温度の管理が難しく、まさに24時間目が離せない大変な作業です。しかしここでしっかりと根が張った丈夫な苗を作ることが豊作への第一歩。まるで産まれたてのわが子を見守るように岡さんは大切に苗を育てていきます。
また、田んぼの水の管理には気をつかいます。田植えが済むと毎日3~4回の田んぼの見回りは欠かしたことがありません。自宅近くとはいえ広い田んぼを歩いて何回もまわるのはかなりの運動量で、若いころから鍛えた健脚であればこそと、感心させられます。そしてていねいな除草作業も女性ならでは。除草剤はほとんど使わないので、1人で田んぼに入っての手作業が毎日続きます。夏の照りつける太陽の下での除草作業はとても厳しく重労働です。でもこれも安全なお米づくりには欠かせない大事な作業。岡さんは毎日黙々とこの作業を続けていくのです。
「わしは母親の指示に従うだけ」と息子さん。「わしらは肥料や農薬を使うことは知っているが、それらを使わない米づくりはおふくろのほうがずっと上」と言います。長年の経験と知恵があればこそ、低農薬での米づくりが可能となるのですね。
こうして生まれた岡さん自慢のミルキープリンセス。炊けばピカピカに輝く、色白のおいしい「お姫様」をどうぞお召し上がりください。 |
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蒜山下福田 三原さん
●生産品種 ミルキープリンセス
ご主人と二人で農業を営んでいる三原さんは近所でも評判の働き者。お米をはじめとして夏場はとうもろこしやひるぜん大根、秋から冬にかけては白ねぎや白菜など、年間を通してさまざまな野菜をたくさん作っています。そして取れた野菜は主に自宅近くの無人市で販売します。三原さんの無人市では一年中取れたての新鮮な野菜がとても安くて買えるとあって人気も高く、固定客も多くてひるぜんのちょっとした「名所」になっています。特に休日ともなると朝早くから安くて新鮮な野菜を求める人がひっきりなしにやってきて、まさに早い者勝ちの人気スポットです。
そんな三原さんが低農薬にこだわって丹精こめて作るのはミルキープリンセス。「米作りで一番大変なのは除草作業」と語る三原さんですが、除草剤はほとんど使わず手作業での草取りを頑張っています。「見た目ばかりがよい米や野菜を作ろうと思えば除草剤や農薬をたくさん使えば簡単にできるよ」と三原さんは言います。「でも安心して口に入れてもらえんと本当においしいとは感じてもらえんけえな」とも。見た目だけにこだわらず、真に安全でおいしいお米作りにかける三原さんのこだわりが伝わってくる言葉です。」 |
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蒜山下福田 行田さん
●生産品種 ミルキープリンセス
行田さんは息子さん夫婦と一緒に米作りを頑張っている元気なおばあちゃんです。ひるぜんでも田園地帯であるこの地へお嫁に来てから50年以上にわたって、ひたすら米作りに励んできました。
「昔に比べれば今の米作りは楽なもの。化学肥料や農薬をほとんど使わないでも米はけっこう獲れる。昔より稲自体が強くなったけえの」と行田さんは言います。そしてその言葉通り行田さんの田んぼでは、当店の依頼によって作っていただいた低農薬栽培のミルキープリンセスが今年は大豊作でした。
ミルキープリンセスは農水省の企画によって開発された新しい品種のお米です。ひるぜんでもまだほとんど生産されていない希少なお米なのですが、行田さんは持ち前の好奇心でこの新しい品種に「チャレンジ」。長年の経験に基づく見事な米作りで大豊作で取入れを終えられました。 「プリンセスの意味はお姫様かいな。それでちょっと小粒で色の白いかわいい米だわい。ウチも昔はこんなんじゃったがのう・・・」と明るく笑う元気な行田のおばあちゃんです。 |
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蒜山別所 中谷さん
●生産品種 こしひかり
中谷さんが作っているのはみなさんも良くご存知の超ブランド米の「こしひかり」です。
作る側としては難しいところの多いお米です。稲の背丈が高いため、風などで倒れやすく、もし倒れてしまったら地面についた稲穂から芽が出てしまって食用にならなくなってしまいます。また収穫期が遅いのも難点。冬の訪れの早いひるぜん地方は、11月に入るといつ雪が降るかわからない天候になってしまいますし、収穫が遅くなるにつれて台風などの被害に遭ってしまう心配も増えてしまいます。ブランド米として人気の高いこしひかりですが、人気がある品種ほど作りにくいものなのです。人間だってスターになってチヤホヤされたりすると、気ぐらいが高くなって扱いにくくなったりしますものね。
そんな「こしひかり」をご家族と一緒に作っている中谷さんが一番こだわっているのは農薬や肥料の管理です。農薬や肥料の使用を極力抑えるのが中谷さん流。「横着者の米づくりだ」と謙そんされますが、農薬や肥料が少なくて済む米づくりができれば理想的であることは言うまでもありません。しかしそのかわり収量はどうしても落ちてしまうとのことで、中谷さんのこしひかりの収量は一般の生産者に比べて8割くらいしかないそうです。そのかわり安全な上に味は上々。今年は特に天候にも恵まれて最高のお米ができあがりました。そしてこのたび中谷さんのコシヒカリはお米の成分分析を依頼した研究機関より、なんと最高のSランクの評価を受けました。
特に炊いた時にふっくらとしておいしく感じるために重要な、たんぱく質のバランスが良いとの評価でした。もとよりおいしいと評判の高いこしひかりに、最高のSランクの成分評価のお墨付きまで付いた中谷さんのこしひかり。これは絶対におすすめです。売り切れないうちにご注文はお早めにどうぞ。 |
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蒜山富掛田 池田さん
●生産品種 あきたこまち
「わしの作るとうもろこしは一番うまい!」と、自信たっぷりに池田さんがおっしゃるように、今年の夏、池田さんのとうもろこしには消費者の方々から「とてもおいしかった」という声がたくさん寄せられました。池田さんは当店の米作り農家の中でも一番のベテランですが、秋を迎えた今、今度は「有機堆肥をたっぷりと入れて作ったわしの米はうまいでー」と、米作りでも自信満々におっしゃいます。 池田さんが作っておられるのはあきたこまち。その名のとおり秋田県が原産の粘りがあってモチモチとした食感が特徴のおいしいお米です。それを栽培するにあたって池田さんが一番こだわっているのは堆肥です。日本でも有数のジャージー牛の酪農地域であるひるぜんの地の利を活かして、知り合いの酪農農家から良質の牛の堆肥をたくさんわけてもらっています。この堆肥は2年近くも寝かせて十分に発酵させたもので、微生物の作用により植物の成長に大切な栄養素がいっぱい含まれています。それを田んぼに施すことにより、しっかりと根の張った稲が育ち、安全でおいしいお米を収穫することができるのです。
「植物は自然のもので育てるのが一番良いに決まっとるからのう」と池田さんは言います。しかしこの牛堆肥を運んで、広い田んぼにたくさん散布する作業はなかなかの重労働で、こだわりを持った農家でなくてはできない手間のかかる仕事です。
また「水の管理もとても大切」と池田さん。米作りと聞くとまず、肥料や農薬の方にばかり目が行きがちですが、田んぼの水の適正な管理が重要でまた難しいところだとおっしゃいます。まさに大ベテランであればこその言葉だと感心させられます。
夏はとうもろこし名人として名を知られた池田さん。今度は米作りの名人としてみなさまにお届けするあきたこまちをどうぞお召し上がりください。
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蒜山下福田 植木さん
●生産品種 あきたこまち(はで干し)、
ひめのもち(もち米・はで干し)
農村地域であるひるぜんでも「専業農家」というのは、今ではそう多くはありません。まして主が若いときからずっと農業一筋という家はぐっと少なくなります。植木さんの家は昔から農業によって生計を立ててきたという、ひるぜんでも数少ない「スジ金入り」の専業農家なのです。
植木さんが当店に納めてくださっているのはもち米のひめのもちと食用のあきたこまちです。ひめのもちはひるぜんでも一番多く作られているもち米で、「伸びがあってキメの細かいもちがつきあがる」と、今もっとも人気のあるもち米です。またあきたこまちは秋田が原産の食用米。地元ひるぜんの農家が食べているのはほとんどがこのお米で、米の味にうるさいお百姓さんたちも認めているおいしいお米です。
農業ひと筋に生きてきた植木さんの米作りにおける一番のこだわりは「ハデ干し」です。「ハデ」というのは稲を乾燥させるために木の杭と竹のサオで田んぼの中に組むもので、長く渡した竹ザオに刈り取った稲束を掛けて、天日で干して乾燥させます。通常刈り取った稲はモミの形で乾燥施設に持ち込まれ、重油等のボイラーの熱によって乾燥処理が施されます。コストはかかりますが手軽で天候に左右されることなく乾燥作業が行えるので、農家の作業の負担は大きく軽減されます。
一方ハデで干されるお米は太陽の光でじっくりと時間をかけて乾燥が進むため追熟作用が働き、さらにおいしくなるといわれています。洗濯物だって乾燥機でグルグルまわして無理やり乾かした物よりも、お日様の光でゆっくりと乾いたものの方が良い香りや風合いを持っていますものね。こうしてハデで干されたお米はおいしくなるのですが、ハデ干しの作業は大変な重労働の上時間もかかるため、ひるぜんでもおこなっている農家は今では本当に少なくなってしまいました。 |
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蒜山市下長田 高見さん
●生産品種 ひめのもち(もち米)
高見さんの田んぼがあるのは、ひるぜん高原の一番東側の地域。ひと山越えればそこは鳥取県というところで、日本海と瀬戸内海に流れ込む水を分ける分水嶺から湧き出た清らかな水が豊富に田んぼに流れ込む場所です。
高見さんは当店の米づくり農家の中では一番の若手です。そのまじめな性格は地域でも信頼が厚く、米づくりに対する姿勢もまたまじめそのものです。低農薬・有機栽培をしっかりと徹底し、安心、安全のお米づくりに熱心に取り組んでいます。それを証明する「栽培履歴記録」の記入も大変にていねいで、生産者に対する説明責任をきちんと果たそうという、まじめな性格が良く現れています。
そんな高見さんが作っているのはひめのもちです。ひめのもちはひるぜんのお隣の新庄村が大変に力を入れて栽培を進めている品種でもあり、全国的にその名を知られているもち米です。もちについたときに伸びが良く、ほのかな甘みを持ったキメの細かいおもちができるため、今大人気のもち米です。
高見さんはこの品種を栽培するに当たって新庄村のひめのもち農家から栽培のコツを詳しく聞くとともに、農協の指導員などとも相談し自分の田んぼに一番合った栽培方法を考え出しました。そうした苦労が実り、また今年は好天に恵まれたこともあって高見さんのヒメノモチは大豊作となりました。またその品質も上々で、近所のベテランの農家も口をそろえてそのできの良さに感心していたということです。
「最高のひめのもちができたと思います」と、照れながらも自信をのぞかせる高見さん。「このもち米は粘りが強いのが特長。それをより引き出すために、もちにつく際には少し長めに機械に入れておいたほうが、よく伸びておいしいおもちになりますよ」と、アドバイスもしていただきました。 |
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蒜山下長田 入澤さん
●生産品種 ひめのもち(もち米)
入澤さんが栽培しているのはひめのもちです。もちについた時「よく伸びて粘りもあり、キメの細かいもちになる」と、今一番人気のある品種です。
入澤さんは奥さんと息子さん夫婦の4人でこのヒメノモチをつくっているのですが、栽培に当たって一番こだわっているのは堆肥。同じ真庭市内にある養鶏農家から毎年鶏ふん堆肥を購入し、ひめのもちの田んぼにふんだんに施します。この堆肥は鶏ふんを1年以上もかけて熟成・発酵させたもので、稲の成長を促進することはもちろん、稲本来の特長を引き出す作用にすぐれているため病気にも強くなり、低農薬栽培でのおいしいお米づくりに大いに貢献します。
入澤さんは10年以上も前から毎年この鶏ふん堆肥を使ってのお米づくりを続けており、その養分が蓄積された田んぼは栄養満点。田んぼ自体が快適な「稲のゆりかご」ともいえる理想的な状態になっているのです。
そしておいしいひめのもちを作るためにこだわっていることがもうひとつ。それは水温です。「収量は落ちるがあえて冷たい谷水の入る田んぼを選んでひめのもちを栽培している」と入澤さん。ちょっと考えると米のためには暖かい水の田んぼのほうが良いのではと思うのですが、そこが名人のこだわりのポイント。「確かに水がぬくい方が米はたくさんできるが味が落ちる。特にひめのもちは冷たい水で作ったほうが旨みや粘りがいい」とのことです。そのかわりどうしても収量は減ってしまうとのことですが、品質にこだわる名人はあえて収量を追わず、味の良いお米づくりに徹しているのです。
このようにたっぷりの鶏ふん発酵肥料でやさしく、そして冷たいひるぜんの雪解け水でちょっぴり厳しく入澤さんのひめのもちは育てられます。そして秋に収穫されたこのひめのもちは今度は「もちつき名人」の清友さんの手に渡され、ほのかな甘みを持った真っ白いキメの細かいおもちに変身します。そしてみなさまの所へ行くのをとても楽しみに待っているのです。 |
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真庭郡新庄村 大野さん
●生産品種 ひめのもち(もち米)
平成の大合併は全国の自治体の地図を大きく塗り替えましたが、9カ町村の大合併により真庭市が誕生しました。
しかしそうした中、合併に走る町や村を横目に単独での存続を決断し、元気で頑張っている小さな村があります。それが新庄村です。
農業が主体の新庄村が村の「主力産業」として力を注いでいるのがひめのもちの生産です。ひめのもちは伸びがあって真っ白。そしてキメの細かいおもちがつきあがることで、今日本で一番人気のあるもち米ともいえる品種です。
ひめのもちを育てるのに必要なものは、冷たい水と夏場の昼と夜との寒暖の差。新庄村やひるぜん高原はそれらの要素を完ぺきに備えており、まさにひめのもちの生産に最適の地と言えるのです。とくに新庄村は村をあげてひめのもちの生産に力を入れてきており、その生産に関するノウハウは豊富であるとともに生産量は年々増加しており、ひめのもちの本場とも言える存在になっています。そしてそんな新庄村から当店がお届けするのは大野さんのひめのもちです。
大野さんの田んぼは新庄村の名所、がいせん桜を望む場所にあります。毛無し山からの豊富な湧き水が流れ込む田んぼで作られているのは、自家用の食用米の他はすべてヒメノモチ。大野さんは新庄村がヒメノモチの生産に力を入れ始めた当初から積極的にその栽培に参加し、ひめのもちの躍進の一翼を担ってきました。
このように新庄村はひめのもちの栽培や販売に力を入れているのですが、村が主体となって取り組んでいるために生産者一人ひとりについての個別化がされにくいという点があります。つまり村によって集められたほとんどの米が混合されて流通・加工されるため、生産者の「顔」が見えにくくなってしまうのです。
トレーサビリティを徹底し、栽培履歴の公開もおこなっている当店では大野さんと契約し、生産者のわかる新庄村のひめのもちをみなさまにお届けすることができるようになりました。
生産者の「顔の見える」安全・安心の新庄村のひめのもちをどうぞご賞味ください。 |