タラの芽は「山菜の王様」といわれています。春の陽を浴びて伸びていく鮮やかな新芽は見た目が美しいだけでなく、たくましさも感じられて正に「王様」の名にふさわしい存在感を持っています。
タラの木は日当たりが良い川原や土手、道べりなどにもひょっこりと生えていたりもしていますが、やはり太くてしっかりとした芽を持つタラの木は山へ入らなくては見つかりません。そして高枝バサミも届かないほど大きく成長した木の先っぽにしか良い芽はついていないので、採るのも大変。たくさん集めるのにはとっても苦労する山菜なのです。
タラの芽の食べ方で一番人気があるのはやはり天ぷらでしょう。淡白な味なのですがほのかな苦味があり、少し硬い茎の部分の歯ざわりが何とも言えないおいしさです。また胡麻あえも人気。少々大きめの芽でも、サッとゆでて細かく刻んで胡麻あえにするとおいしく食べられます。
そしてもうひとつおすすめの食べ方がホイル焼き。アルミホイルにタラの芽を4〜5本並べて塩コショーをし、バターやマヨネーズをトッピングして包み、オーブンで焼きます。ホッコリと蒸し焼きになった淡白なタラの芽と濃厚なバターの風味が良く合って、ほんとにおいしいです。タラの芽に加えて、白身魚や鶏の胸肉、玉ねぎなどをいっしょに包むと更においしくなり、ちょとした豪華な一品になります。
タラの芽のほのかな苦味はお酒にもよく合う大人の味。ひるぜんの「王様」をおつまみに、ひるぜん山ぶどうワインで乾杯なんてどうでしょうか?