コシアブラはひるぜんでは「ボカ」という名前で親しまれており、昔から人々に重宝されてきた山菜です。
コシアブラは山に生えるスラッとした木で、その名のとおり昔はこの木から油を採り、塗料などに使っていたそうです。それだけ脂分の多い木で、食用にされる新芽の部分もキャシャな見た目に似合わず、味はコッテリとしていて美味。脂っ気の多い味わいが特徴です。
食べ方としてはタラの芽と同じような料理法が合いますので、やはり一番のおすすめは天ぷらです。タラの芽に比べて脂分が多いので、味は濃厚な感じ。若い人にも喜ばれますしお酒にもよく合います。
また胡麻和えや炒め物などにしてもおいしく召し上がれますし、タラの芽よりは茎も葉も柔らかく、コッテリとしていて味わいが深いので、お味噌汁などの汁物の具材としても使えます。ほのかな苦味とまったりとした味わいが野趣を感じさせ、ちょっぴり変わった春らしいおいしいお味噌汁ができます。
どちらも新芽を食用とし、食べ方も良く似ているコシアブラとタラの芽ですが、風味や味わいは少しずつ違っています。タラの芽が山菜の王様ならば、キャシャなコシアブラは女王様といったところでしょうか。タラの芽よりもおいしいと評価されることも多いコシアブラ。このおいしいひるぜんの女王様をぜひ一度ご賞味ください。